「お茶でもいかがですか?」
「いえいえ、結構です」
よくある日常の会話ですが、日本人同士の会話だと、そのあと、
「まあまあ、ご遠慮なく」
「いえいえ、お構いなく」
といったやりとりのあと、結局お茶を出して、お客様はお茶をいただく、といった結末に
なりますよね。
でも、これが英語圏の方だと、もう一度尋ねたとしても、
「いらない」と言われればお茶は入れないし、
「いらない」と言った方も、何とも思いません。
正に文化の違いですね。
どちらが良いとか悪いとかの話ではありません。
でも、私が小学生のときに(かれこれ、30数年まえですが・・・汗)習っていた英語の先生は、
日本人同士でも英語圏の習慣で対応する人でした。
母が「いえいえ、お構いなく」と言ったら、
先生は、「あら、そうですか」と言って、そのあとはお茶がでてきませんでした。
まあ、日本人同士では、普通に日本の習慣に沿った方が、失礼でなくていいのだとは思いますが、
こんな風に対応する人もいるんだな、と強烈に脳裏に焼き付いています。
私は、「かっこいいな~✩」と思いました。
(母には、どう映ったかはわかりませんが・・・笑)
先生は当時の大分では珍しい、完璧なバイリンガルで、ご自身で英語教室を開いていて、
白黒はっきりしている、厳しくも楽しく明るい先生でした。
当時の私には、英語がちんぷんかんぷんでしたが、
先生のすごく綺麗な英語の音をよく覚えています。
私が英語にずっと興味を持っていられたのは、
あの先生のおかげだと思っています。
心のどこかで、ずっとあの先生に憧れていたのでしょうね。
たかだか、小学生の習い事だったとはいえ、本当に貴重な出会いだったと思います。
子どもの頃から始める英語は、主人のように、外国人講師の生の英語を聞くことも
重要な要素の一つかもしれませんが、決してそれだけでなく、
僕も私も日本人だけれど、英語がわかるようになりたい、
あの先生のように英語を話せるようになりたい、と思ってもらえるような、
日本人がそこにいることも大事なんだと思います。
・・・・って、うちの教室では、それが私になるんですが・・・
そういう面も意識しながら、あの先生の後ろ姿を今でも追いかけながら、
日々のレッスンに取り組んでいます。
さて、あと数日で1月も終わりです。
小学生の皆さん、英語に興味があれば、是非体験レッスンにいらしてください。
保護者の皆様、日本人とイギリス人の夫婦(3人の子ども有)でやっておりますので、
ご不明な点やご不安な点など、なんなりと「日本語で」お問い合わせください。
大募集中の小学生クラスは、
木曜日 17時~18時10分(教室に近い子に便利なちょっと早めの時間)
金曜日 17時半~18時40分(ちょっと距離がある子に便利な時間)
土曜日 17時半~18時40分(遊びやお出かけのあとにも来られる時間)
以上です。
只今、春のキャンペーン中!
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