ここ数年、絵本の読み聞かせがまるで「流行」しているかのように見えるこの頃ですが、
人気なのにも関わらず、相変わらず日本の子ども達の読書量はまだ低いままのように感じています。
絵本をどう読むか、どんな絵本を選ぶのか、それはもちろん大事なことなのだけれど、
もしもお母さんが「何かを教えたい」とか「少しでも誰よりも早く文字を覚えさせたい」とか、
そういう「下心」があるとゆくゆくは行き詰ってくる気がしてなりません。
赤ちゃんや子どものペースを考えずに「とにかく絵本を最後まで読もうとすることに一生懸命になったり」、
「読んでいるときの赤ちゃんや子どもの反応に全く無関心だったり」、
「文字が早く読めたことに喜びを感じてそこばかりに気を取られてしまったり」・・・と、
「絵本」自体が主役になってしまっていることが多くなっているのではないかしら。
日本語、英語に関係なく、「読み聞かせって何だろう?」という本質を見過ごして、
ただ流行に乗って流されてしまわないように、大事な子どもの成長を見落としてしてしまわないように、
一度立ち止まって考えてみてほしいな、と思っています。
もしもあなたがお母さんで「どうしたらいいのかわからない」というときには、
是非、私たちの「子育て・親育ち 絵本読み聞かせ講座」にお気軽にいらしてくださいね。
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