英語も大事だけど、日本語も大事。
いや、むしろ日本語が一番大事だとお考えの方も多いのではないでしょうか。
私たち日本人は、日本語で読んだり書いたり、聞いたり話したりすることが基本です。

そして、読む・書く・話す・聞くということは全てが考えることにつながっています。
考える力を育もうとするときには、まず日本語の言語技術を身に付けることは不可欠です。
どの教科でも日本語を使いこなせなければなりません。

というわけで、「ダーウィン・ランゲージアーツスクールという言語技術の
教室を2019年4月に開校したわけですが、そこに今回、「英語」と「算数」を
オプションで加えることにいたしました。
ランゲージアーツの重要性や内容に関しては、そのHPをご覧ください。

私が今非常に懸念していることは、学校でもそれ以外のところでも、
「一人ずつの子ども」を本当に丁寧に見られていないのではないか、
「その他大勢」として一括りにされてしまっているのではないか、ということです。

保護者は日々の仕事と家事に追われ、家でゆっくり子どもと向き合う時間がなかったり、
受験戦争の過熱ぶりが激しく、塾に行っている子どもは「テストの結果」の部分ばかりで
評価され、「その子どもの本来の姿」を誰もあまりよく見ていない、気に留めていないと
感じることが多くなっています。

私は、一人一人の子どもをじっくりといろいろな面から見守りたいと思っています。

算数に関して

私の小学生時代と、上の二人の娘達(現在20代半ば)の小学生時代と、
現在小学1年生の三女の時代。

あまり内容は変わっていません。
上の娘達の時代は「百ます計算」真っ盛りの時代でしたが、
今、小1の三女の算数では、足し算に入る前から既に「スピード」を
求められた宿題が出されています。
数の概念の理解は深まらないうちから「暗記」となっているように見えるのは
私だけではないと思います。

しかしながら、学校以外の塾や教室などでも、結局はその「暗記」と「スピード」の
前倒し(実際の学年よりも上の学年の単元に進むこと)になっているところが多く、
子ども達は「ただこなすだけ」になったり、「先に進んでいるほど頭がいい」という意識に
つながっていたりしていないでしょうか。

保護者によって、指導者によって、いろいろな考えや方法があっていいと
思いますが、小学校の算数の内容は、やり方や考え方・捉え方により、
子どもの自己肯定感や「頭がいい・悪い」の定義にも関わってくるような
深刻な問題に発展する可能性が無きにしも非ずだと私は思っています。

特に低学年の時期は、「具象物(実際の物)」を使った学び方が大事で、
それを心ゆくまで楽しんで理解したあと、絵図で考えて、最終的に抽象的な
数字というものを使っていく、こういう順序でやってほしいものです。

もちろん、学校や塾でも、「具象物を使ってやっている」ように見えるかもしれないのですが、
深い理解につながるまで時間をかけているかというとそうとは思えない場合が多いのです。
ただ「やった、終わりました」ということと「理解できるまで思う存分楽しみました」とでは、
過程も結果もかなり違うと思います。

過去に私が算数教室をやっていたときに接した生徒たちは、もれなく、
「数と数をめちゃくちゃに組み合わせて問題を解こうとする子ばかり」でした。
スピード計算ならうまく行くのに、どうしてうまくいかないんだ?と焦り、
イライラしている子どもたちの姿がそこにありました。

この算数教室は「テストで高得点取る」とか、「〇〇中学に合格する」とか
そういうことは目的ではありません。
(もちろん、小学校で習う算数の内容をカバーします。)

ただ、学校や他の教室で行われている「算数のやり方が合わない子」や、
「算数が苦手だな」と思い込んでいる子に、「算数って楽しいんだな」とか、
「難しいし、自分にはできないと思ってたし、嫌いだったけどできるようになった」とか
そういうプラスの意識と自信を持たせることが最大の目的です。

悩んでいるお母さん、お子さん、どうぞお気軽に始めてください。

英語に関して

小学校で英語が正式科目になると言っても、まだまだ英語を習っていないお子さんが
結構な割合でいらっしゃる印象を持っています。

私は英語教室をしていますが、英語は習わなくていい、という考えも理解できます。
英語が一番大事なものではないし、それがなきゃ生きていけないということには
なりません。

ただ、「やはりできた方がいいし、損をすることはないしむしろお得な
ことはいっぱいあるし、可能性も広がる」のは、間違いないと思っています。
趣味とか特技の世界ではなく、日本の子ども達に英語力は身につけてほしいです。

英語の音が良く聞こえるのはやはり小さなときですし、
若い脳は吸収するスピードは速く、忘れにくいこともあるので、
早くから英語を始めるメリットはたくさんあることは間違いないでしょう。

ただ、そうは言っても今は、子供たちの習い事があふれかえっている時代です。
英語もやらなきゃと思ってはいるものの、スケジュール的に難しい子も多いと思います。
中学校からスタートして、ものすごく英語に苦労している子がいまだに多いのも事実なのです。

そこで30分という短い時間ではあるけれど、やはり中学校に入る前に多少は英語を
知っておきたい、最低限のことは学んでおきたいというご要望にお答えできるよう、
このコースを準備しました。

英語教室にも行っているけど、一週間の中でもうちょっとプラスしたいという子にも
オススメです。

こちらも「楽しく」「気楽に」「気長に」が基本です。
英語の絵本の読み聞かせや自力読み、基礎的な会話、簡単なライティングなどがその内容となります。


ランゲージアーツが60分、英語30分、算数30分で、3教科の場合、合計2時間です。

ランゲージアーツが60分、英語または算数いずれか1教科の場合、合計1時間30分です。

レッスン日  小1  土曜日 10時~10時30分(算数)

10時30分~11時30分(国語)

11時30分~12時(英語)

小2  土曜日 16時~16時30分(算数)

16時30分~17時30分(国語)

17時30分~18時(英語)

小3  木曜日 16時30分~17時00分(英語)

17時00分~18時00分(国語)

18時00分~18時30分(算数)

小4  金曜日 16時~16時30分(英語)

16時30分~17時30分(国語)

17時30分~18時(算数)

小5  水曜日 16時~16時30分(英語)

16時30分~17時30分(言語)

17時30分~18時(算数)

※小6は希望があれば開講します。

今、習い事や塾で忙しくしている子ども達が本当に多いのですが、
保護者の方々も大半の方がお仕事をされていて、特にお母さん達は仕事が終わったあとからの3~4時間くらいが、また更にお忙しいことだろうとお察しします。
レッスン時間は上記に限らず、なるべく多くの方々のご要望にお答えしようと思いますので、
ご希望の時間帯があれば、ご遠慮なくご相談ください。

 

入会金                 5,000円

月謝   ランゲージアーツ(国語) 1年生~2年生 10,000円+税

算数             2,000円+税

英語             2,000円+税

 

ランゲージアーツ(国語)の教材費         15,000円+税

 

年間 40回 (8月はお休みでお月謝も不要です。)

以上、お気軽にお問い合わせくださいませ。