最近、英語が「得意な子」と「つまずく子」に分かれやすくなっていると感じる理由

最近、こんなお話を聞くことが増えました。

「同じように小学校で英語を習ってきたはずなのに、
中学に入ると、できる子と苦手な子に分かれてしまっている」

そう。

数年前に比べて、
英語の理解に差が出るタイミングが
早くなっている
ようです。


現在の中学校英語は、
「小学校で英語に一通り触れてきている」ことを前提に、
授業が進められています。

これは意見ではなく、
教科書や授業構成から見ても明らかな事実です。

中学では、
英語をゼロからゆっくり学び始める、
という設計にはなっていません。


では、その「前提」とは
どのような内容でしょうか。

■ 単語(語彙)

小学校英語では、
教科書や活動を通して
600~700語程度の基本的な英単語に
繰り返し触れる
構成になっています。

中学校では、
それらの単語が
「初めて見る言葉」ではなく、
聞いたこと・見たことがあるものとして登場します。


小学校では、
・先生の英語の指示を聞いて行動する
・簡単なやりとりをする

といった、音声中心の活動が行われています。

中学校ではそこから一気に、
英語を聞いて
内容を理解する学習へと進みます。

「音として聞ける」ことは、
すでにできている前提で
授業が進む場面が多くなります。


ここが、
中学でつまずきやすいポイントです。

小学校では、
・アルファベット
・簡単な単語の綴り

に触れている前提で進みます。

中学校では、
アルファベットやスペルを
一つひとつ丁寧に
時間をかけて教える余裕は
あまりありません。

「見たことがある」
「書いたことがある」状態から、
正確に書けていること」が前提になっています。

そのため、
ローマ字感覚や、なんとなく覚えている状態のまま中学に入ると、
スペルで一気につまずくケースが少なくありません。


英語力の差は

・どれだけ早く始めたか
・どれだけ多く覚えたか

だけで生まれているわけでは
ありません。

ただし私は、
英語にたくさん触れる
「量」そのものも、とても大切だと考えています。

英語という言語を感じ、
楽しみながら読んだり、
聞いたり、話したり、書いたりする経験を
重ねていくことは、
英語を好きになるためにも
欠かせません。

その上で、
小学校で出てくる単語やフレーズを、
ただ覚えるのではなく、
読んだり聞いたりする中で出会い、
意味が分かる形で身につけていくこと。

そうした積み重ねが、
英語を
「使えるもの」にしていくのだと
思っています。

こうして見ていくと、
英語の差が生まれるのは、
「どれだけ早く始めたか」や
「どれだけ多く触れてきたか」だけではなく、
小学生のうちに、
英語をどんな形で読み、
どう扱ってきたか

なのではないかと感じています。


小3・4は、
英語を

音や遊び感覚の学習から
英語を読んで、
話の内容をつかむ学習へ

切り替えていく、
とても大切な時期です。

これから先、
受験や学校の勉強で
英語に向き合う時間は
どうしても増えていきます。

だからこそ、
その土台として、
「英語が好き」
「英語が分かる」
という感覚を、
大切にしてほしいと思っています。


新年度に向けて、
英語を「わかったつもり」
で終わらせず、
読んで意味が分かるものにしたい
まだ先のことはわからないけど
準備だけはしておきたい

と感じている方へ。

体験レッスンで、教室の雰囲気や、
英語への向き合い方を、
実際に感じていただければと思います。


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