文科省、高3対象の英語力調査公表
7~9割が中学卒業レベル以下
文部科学省は、全国の高校3年生を対象とした英語力の調査結果を公表し、
「話す」、「読む」などの技能で、依然、7~9割が、中学卒業レベル以下であることがわかった。
この調査は、文科省が2015年、全国の国公立学校に通う高校3年生およそ9万人を対象に、
英語の「読む・聞く・書く・話す」の4技能について、試験を実施したもの。
調査の結果、「話す」では、中学卒業レベルの人数の割合が89.0%にのぼったほか、
「書く」は82.1%、「聞く」は73.6%、「読む」は68.0%と、前回の調査より改善が見られるものの、
依然、割合が高いことから、文科省は引き続き、コミュニケーションの向上などに課題があるとしている。
また、今回は初めて、中学3年生およそ6万人を対象とした調査も行われ、
国が目標とするレベルを達成した生徒の割合が、「書く」で43.2%となる一方、
「聞く」で20.2%となるなど、技能によって、ばらつきがあることがわかり、
あらためて指導のあり方に課題を残す結果となった。
※2016年2月3日 yahooニュース
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英語が机に向かってがむしゃらに覚える「科目」になっている間は、
こういう結果はいつまでも続く気がします。
人が話す言葉は「暗記ゲーム」では上達しないと思うんですよね。
100個の単語を丸暗記するよりも、洋楽の一曲まるごと覚えて口ずさめたら、
英語力も英語の感覚も自然にアップします。
もちろん、人によっては後々、すごく難しいレベルにチャレンジしないといけないことも
あるとは思います。
でも、皆がある程度の英語を話したり、使ったりすることは、実はそんなに難間ではないと
私は考えています。
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